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4つの小品 (ベルク) : ウィキペディア日本語版 | 4つの小品 (ベルク)[4つのしょうひん]
4つの小品(ドイツ語:''Vier Stücke für Klarinette und Klavier'')作品5は、アルバン・ベルクの作曲したクラリネットとピアノのための室内楽曲。 == 概要 == 1913年作曲。しかし師アルノルト・シェーンベルクは評価せず、また同年の初演が大騒動となったあおりを受けて発表は遅れた。初演は1919年11月17日に私的演奏協会の演奏会において、ウィーン・フォルクスオーパーのクラリネット奏者フランツ・プレム(Franz Prem)とエドゥアルト・シュトイアーマンによって行われ、好評を得た。1924年にウニフェルザル社から出版され、シェーンベルクに献呈された。 無調で書かれた各曲の規模はきわめて小さく、シェーンベルクの『6つのピアノ小品』Op.19やアントン・ウェーベルンの諸作にみられる「警句的」な様式を持つ。凝縮された形式の中に豊かな音楽的感興と創意が見られ、クラリネットのための20世紀に書かれた名作としてよく取り上げられる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「4つの小品 (ベルク)」の詳細全文を読む
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